初めてのED治療、初めましてバイアグラ。

1998年に行われたED患者数の調査で、日本国内のEDに悩む人は1,130万人にのぼることがわかりました。勃起自体ができない人が260万人、性交時たまに勃起しづらくなるのが870万人です。日本人成人男性の約4人に1人がたまに性交時に勃起しなくなるという中等度以上のEDということです。さらには、年齢でいうと50~60代のED症状の患者は2人に1人になることがわかってます。
EDの症状と悩みは年齢関係なく多くの人が抱えていることなので、少しでも不安なことがあれば当サイトでも紹介しているクリニックや医療機関での受診をお勧めします。

クリニックに行くのが不安

多くの人が「恥ずかしい」「緊張する」等思われるかもしれませんが、実際のED治療専門クリニックは「スタッフは男性」「治療経験豊富な医師」がいます。スタッフも同じ男性であれば恥ずかしさはありませんし、医師もしっかりとEDの症状と治療に向き合ってくれるので安心です。

年齢は関係ない

EDは若い世代でもなりうる症状です。20代にみられるEDの症状には精神的なものやことからくる「心因性ED」が多いです。心因性EDは過去の性交に関するトラウマや失敗の経験から、性交時に緊張や不安によりうまく勃起のコントロールができず発症するケースです。この場合、女性との関係がうまくいかないのでオナニーなどの自慰行為の際は問題なく勃起することができます。
他にも会社でのストレスが尾を引いてしまったり、夫婦間など家庭環境の問題がEDの要因になることもあります。もともと失敗を深刻に受け止めやすい、まじめで神経質な人は心因性のEDの症状が出やすい傾向があります。

30代からのED

現在、ED患者の割合が30代から40代にかけて多いと考えられており「硬度不足」「勃起維持不足」「性交回数減少」など、40代前後に増え始めます。加齢による生活習慣病の影響で陰茎付近で動脈硬化を起こしEDになることや、男性更年期によってEDを発症することがあります。すべての人にEDの症状が現れるわけではありません。予防できる原因もあるので日頃の食生活や生活習慣から改善し、それでも症状がおさまらない場合はクリニックで受診し医師の診断の元、ED治療薬を処方してもらうことをお勧めします。

初めてのバイアグラ

「バイアグラ」。この名前を知らない人はいないというくらいに現在では一般化してます。しかし、初めてバイアグラを服用する人にとっては効能・効果があやふやな人もいます。実際はクリニックで医師が治療薬の説明をしてくれるので、疑問があればその場で解決することを勧めますが、いざとなると聞こうと思っていたことを忘れがちです。こちらで少し確認するのもよいでしょう。

バイアグラがメジャーになった理由

バイアグラは元々、ファイザー社が狭心症の治療薬として研究・開発されていましたが、ED治療にも効果があることを発見し今度はED治療薬として再度研究・開発したところ、1998年に世界で初めてアメリカで「ED治療薬」として承認されました。たちまちこのED治療薬の誕生は世界に知れ渡り、日本でも異例のスピードで承認されました。容量は25mg錠、50mg錠、100mg錠とあります。日本では25mg錠と50mg錠での承認ですが、世界中でのバイアグラ処方の基本は100mg錠です。
2015年にファイザー社の成分特許が切れたことにより、多数のバイアグラジェネリック医薬品が出てきました。ジェネリック医薬品は後発品とも言いますが、先発品と同じ成分で効能・効果も同じものです。ちなみに、バイアグラの有効成分は「シルデナフィル」です。ジェネリック医薬品は「怪しい」と疑われる方もいますが、先発品と成分・効能・効果が同じでなければジェネリック品として認められません。ジェネリック品が怪しいという噂の根本として、バイアグラ欲しさに予備知識が乏しい状態で個人輸入代行業者やインターネット通販などで粗悪品や偽造品を購入していたことが考えられます。 当サイトで紹介しているクリニックや医療機関では、医師の診断のもと正規のED治療薬が処方されますので、安心して受診することが出来ます。

効果と副作用

上記の通り、バイアグラの主成分は「シルデナフィル」です。このシルデナフィルが血管を拡張し、血流を良くすることで勃起の手助けをしてくれます。
ED治療薬に限らず、薬と名の付くものには副作用が存在します。しかし、ED治療薬の副作用は一般の薬に比べて発現率は低い方です。副作用のイメージとしては、「飲酒して酔った感じ」です。具体的には顔のほてり、頭痛、鼻づまりなどです。これらは薬効が切れると症状もおさまります。

服用方法と時間と注意


初めてクリニックで受診すると必ずED治療薬の説明を受けるので問題ないと思いますが、バイアグラは服用後30分~1時間で効き始めます。効果の持続時間は3時間~6時間です。服用するときは食事の影響を受ける薬なので、通常の薬とは異なり「空腹時」に服用してください。食事の予定がわかっている場合は、食前の約1時間前。食後であれば腹8分目に抑え、2時間ほど時間を空けてから服用してください。食事の内容も、中華料理やフランス料理などの脂っこい料理は避けてください。適度なお酒はリラックス効果がありますが、過度の飲酒は効果を阻害してしまいます。また、極量は24時間で100mgです。2錠や3錠を一気に飲んだとしても、身体に負担がかかるので用法容量を正しく守って服用してください。
「併用禁忌」という一緒に服用できない薬が存在します。半年以内に心筋梗塞や脳梗塞を発症された方、硝酸剤、ニトログリセリン、α遮断薬、降圧剤全般、CYP3A誘導剤、急性心不全治療剤、不整脈の薬の一部、肺高血圧症の薬の一部等を服用している方はバイアグラを服用できません。
食べ合わせに注意が必要なものにグレープフルーツがあります。グレープフルーツはバイアグラなどを代謝する肝臓の酵素を阻害してしまい、効果が強く出過ぎるために注意が必要です。効果や副作用、時間などには個人差があります。すべての人に同条件で当てはまるわけではないので、初めて服用される方は何錠か試して効果をなじませるのも一つかもしれません。

最後に

現在ED治療は専門のクリニックができてから簡単に行えるようになりました。また、昔と比べてEDの認知度も高くなり、男性に多い悩みの一つとして取り上げられることがあります。EDは個人の症状ですが原因は様々で、パートナーとの悩みでもあります。しかし、解決するのは自分自身なので、不安をなくすためにもED専門のクリニックや医療機関での受診をお勧めします。

このページの先頭へ