マンフォース 

●EDについて
EDとは勃起不全のことで、男性なら誰しもが起こり得る症状です。勃起不全と聞くと全く勃起しない状態を想像してしまいますが、実際は「性交時に十分な勃起や維持することが出来ず満足のいく性交が出来ない状態」を指します。ポイントは、「満足のいく性交が出来るか否か」なので、満足な性交が出来るのであればEDに該当しません。

EDの原因として大きく分けて4つのタイプがあると言われています。1つ目は動脈硬化の進行や神経に障害があり、陰茎海綿体に十分な血液が流れ込まずにEDになる「器質性ED」。2つ目は仕事や夫婦関係などの日常的なストレスによりEDになる「心因性ED」。3つ目は器質性EDと心因性EDの両方が原因となる「混合型ED」。4つ目は、神経系や循環器系など一部の薬剤を服用していることによりEDになる「薬剤性ED」があります。

EDになる原因は様々ですが、ED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリスなど)を服用することで症状が改善されます。少しでも気になる症状があれば、専門医に相談することをお勧めします。

●先発医薬品とジェネリック医薬品
先発医薬品は、新薬のことで、長い研究開発期間をかけ臨床試験を経て、有効成分や安全性が確認されたのちに国の承認を受けて発売される医薬品です。長い年月をかけ莫大な費用により作られた医薬品なので、ジェネリック医薬品よりも高価格で発売されています。ジェネリック医薬品は、有効成分や安全性が既に立証されている先発医薬品を基に作られた医薬品です。そのため、先発医薬品よりも研究開発に要する費用を抑えて製造が可能なので、安価で発売されています。

 

●マンフォース
マンフォースは、バイアグラのジェネリック医薬品です。有効成分と効果はバイアグラと同等とされ、ジェネリック医薬品なので安価で購入することが出来るため、非常に人気の高いED治療薬です。また、マンフォース100mgは、1箱に4錠入っており、色はネイビーの錠剤となっています。日本国内では、50mg錠までの用量ですが、世界では100mg錠が一般的です。

マンフォース

 

●効果、服用方法
マンフォースに限らず、ED治療薬は1日1回1錠の服用が決められています。個人差はありますが服用後30分~1時間程度で効き始め、約3~6時間効果が持続します。なかなか効果が見られないからと言って1日に2錠服用することは避けて下さい。決められた用量以上を服用すると、身体への負担が大きくなり予期せぬ副作用が起こる場合があります。続けて服用する場合は、必ず24時間以上の間隔を空けて服用するようにしましょう。マンフォースは、食事の影響を受けるため、しっかりとした効果を発揮させたい場合は、空腹時に服用して下さい。服用のベストタイミングは、食前約1時間前が良いでしょう。やむを得ず食後に服用する場合は、なるべく油ものは避け、食事の量を控えめにし、最低2時間以上は時間を空けてから服用するようにして下さい。また、少量の飲酒はリラックス効果があるのでストレスを緩和し勃起にも良い影響をもたらすことがありまが、過度な摂取をしてしまうと十分な効果が発揮されない可能性があります。

服用

●マンフォースの副作用
他のED治療薬と同様、「顔の火照り」「鼻詰まり」「頭痛」「色感性の変化」「下痢」などの副作用があります。これらの症状が現れたとしても、マンフォースを服用する方に付随する副作用なので、あまり気にせずお薬の効果が効いてきた合図と思って下さい。副作用は、数時間で症状が治まるので、特に気にすることはありませんが、どうしても気になる症状があれば、専門医に相談するようにして下さい。

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